こんにちは!

YUMIAKIです。

今回は、「【基礎知識】FXとは何なのか?」について書きたいと思います。

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FXはただの略称

「FX」とは、異なる2通貨の売買です。

正確には、FXは「margin Foreign eXchange trading」の略であり、 外国為替証拠金取引を意味します。

要するに、略称ですね。

「FX」って聞くと特殊な用語だと思ったり、めちゃくちゃ難しそうに感じます。

簡単に言うと「国が発行している通貨同士を両替すると出る差額で稼いでる」って感じです。

急激に簡単に感じませんか?

なぜなら、海外旅行で誰もが経験しているからです。

あの両替所で不愛想な店員(?)が手数料も高く交換しているアレです(笑)

読んで頂いている方の中には、長期滞在から帰国して両替した時に「残金が増えた」なんて事を経験した人もいるかもしれません。

こちらの記事でも詳しく書きました。
意外な真実!FXは超簡単な商売である4つの理由。
https://www.life-support-traders.xyz/fxは簡単な商売です。/

また、投資関係は海外勢が多く参加しているせいか、あえて参入者を遠ざけたいのかわかりませんが、中二病が必殺技に使いそうな名前のカタカナ用語が乱立しています。

ボリンジャーバンド、エクスパンション、プライスアクション、ハーモニック…etc

上げればきりがない程です。

中身を理解すればたいしたこと無いものがほとんどです。

苦手意識を持たずに調べてみましょう!

米ドルと日本円で考えてみる

FX会社や証券会社に証拠金を預けて、それ以上の大きな金額の外国為替を取引する金融商品です。

米ドルやユーロなどの外国通貨を売買して、損益が発生する取引を差します。

証券会社は断然、海外業者をおススメします。

こちらの記事でも詳しく書きました。
国内と海外証券会社の大きな3つの違い
https://www.life-support-traders.xyz/国内と海外証券会社の大きな3つの違い/

「米ドルと日本円」のトレードの例で説明します。

例えば、現在1ドル=110円です。

1ドルを手に入れるには、日本円で110円払います。

110円と1ドルを交換して、1ドルを手に入れたとします。

1ヵ月後、為替レートが変動し、1ドル=111円となりました。

1ドルを日本円に交換したら、111円を手に入れることができます。

つまり、1ヶ月前払った110円より、「1円」の利益を得た、ということになります。

「円安」になるか「円高」になるかで損益が発生します。

このように、「2カ国間の通貨の売買をする」のがFXです。

非常にシンプルな仕組みが基本となっています。

pips(ピップス)とは

FXでは、pipis(ピップス)という単位を使用します。

為替レートが動く時の最小単位を意味します。

pipisは元々、pipの複数形で、直訳すると「サイコロの目や点」という意味です。

本来ならば、複数の数字を指す時にpipsとなりますが、日本では単数でもpipsと呼びます。

例えば、ドル円の為替レートが100円だったとします。

変動為替相場制なので、99.50~100.00~100.50など常に動いています。

この「0.01円」の動きを1pipsと言います。

つまり、pipsは日本円で言うところの○○銭ですね。

各国で単位を揃える為に、「pips」で統一されています。

よく商材などで「月間3000pips獲得!」とか書いてあるのは、日本円で3円という事です。

レバレッジとは

FXは「レバレッジ」を効かせる事により、少ない資金でも大きな取引ができるのが最大の特徴です。

担保となる手元の資金(取引証拠金)に「レバレッジ」をかけて、何倍もの金額で外貨を取引できます。

国内業者だと最大レバレッジが25倍なので、1万円の資金では25万円分の取引しかできません。

海外業者のXMでは最大レバレッジが888倍なので、1万円の資金で888万円分の取引ができます。

pipsについての例えで出した3000pipsは日本円で3円ですが、「たったの3円?」と思うかもしれません。

FXの世界では「1日10~20pips取れれば、大成功できる」と言われています。

なぜならレバレッジが大きいので、値幅に期待しなくても稼げるからです。

例えば、ドル円が110円→110.20円の20pips取れたとして、レバレッジが無いと利益は20円です。

しかし、1万通貨分なら2000円の利益です。

10万通貨なら2万円です。

低資金でもFXのレバレッジという仕組みのお陰で有利に取引できる事がわかると思います。

スプレッドとは

FX取引をする際、よく聞く言葉に「スプレッド」があります。

スプレッドは「FX業者の手数料(儲け)」の事です。

どこでわかるかというと、だいたいどの業者でもスプレッド一覧を出していますが、為替レートの「売値(Bid)」と買値(Ask)」の差を言います。

これは業者ごとに異なります。

ある業者はスプレッドを小さくする事を売りにしていたり、ある業者はスプレッドが少し広い分、証拠金維持率が低かったりと様々なバランスで成り立っています。

よくあるのが、「買った瞬間にマイナスになった」という話です。

これはスプレッド分が最初は引かれているのでマイナスで表示されます。

これは投資をした事が無い人には驚く話かもしれませんが、株でも不動産でも取引手数料はあります。

また、投資関係全般に言える通常の消費と異なる点は資金が増える事です。

つまり、最初は確かに手数料を取られますが、勝ちトレードを続ければ手数料を引かれた以上に資金が増えます。

多くの商売が始める際に、借入金、テナント料など資金的に不利になりますが、FXはスプレッド(手数料)のみなので破格の安さです。

さらに、国の通貨を取引する為、金利差によるスワップ金利というおまけまであります。

スワップ金利とは

スワップ金利は「スワップポイント」や「スワップ」とも呼ばれ、2国間の通貨取引をするFXにでは金利差から生まれる損益もあります。

簡単に言うと銀行預金の利息みないな感じですね。

スワップ金利は保有している間は毎日もらえます。

「え、じゃあ金利だけでお金増えるんじゃね?」と思うかもしれません。

そう甘くはありません。

昔はオーストラリアドル建ての商品なども流行りましたが、金利は変動します。

個人レベルの小さな資金では価格変動にも耐えられないですし、スワップ金利のリターンを狙えません。

トレードの差額の方が利益を出しやすいです。

これは資金力がある機関投資家や資産家の運用方法です。

だからこそ毎月の各国で行われる金利政策発表には注目が集まります。

こちらの記事でも書きました。
誰も知らない!カレンダーの重要性
https://www.life-support-traders.xyz/誰も知らない!カレンダーの重要性/

ちなみに、当然ですが、スワップ金利はもらえるだけじゃありません。

ドル円は基本的に日本が0金利政策(今はマイナス金利)なので、買いではスワップ金利をもらえます。

しかし、反対にドル円を売っているとスワップ金利を取られます。

「ドル円なんて売らない!」とかスワップ金利を気にしたトレードをするのは間違いです。

低資金で、デイトレードやスイングトレードをするくらいならスワップ金利を気にする必要はありません。

恐怖のスワップ3倍デー?

余談ですが、スワップ金利は2営業日後が基準となります。

月曜日なら水曜日の受け渡しが前提です。

土曜日、日曜日はFX会社が休みですので、木曜日の2営業日後は月曜日になります。

木曜日は土曜日、日曜日、月曜日の3日分のスワップ金利がつきます。

つまり、スワップ金利3倍です。

木曜日の朝にポジションを持っていると通常の3倍のスワップ金利が得られます。

反対のポジションなら3倍のスワップ金利が取られます。

水曜日の深夜から、木曜日の朝に向けて3倍のスワップ金利の高い通貨が買われる傾向になるので、水曜日の24時くらいから機関投資家などの買いが入りやすいです。

午前4時くらいからもスワップ金利を目当てにした買いが入って、為替レートが上昇する傾向があります。

値動きの特徴を知る上では必要な知識ですが、やはり個人レベルでは気にする必要はありません。

ロットサイズとは

Lot(ロット)とは、FXを行う時の取引単位です。

ドル円で言えば、1ロット=1万通貨で取引するのが一般的です。

youtubeやブログなどでは1ロットを1枚と言っている人もいますね。

1000通貨なら0.1ロットとなります。

XMは1ロット=10万通貨(スタンダード口座)です。

最低取引単位のロットサイズも業者ごとに異なりますし、扱う通貨によっても変わります。

なんでも良いんですが、大切なのは資金に対しての管理です。

レバレッジは味方にも敵にもなります。

だんだん稼ぎたい欲が出て、大きなロットでトレードしてしまいがちです。

ずっと勝ちトレードを続けるトレーダーはいません。

上手い人程、小さく負けて大きく取っています。

よく言う「損小利大」です。

実際には損大利小になる事もあります。

この辺りは資金管理の記事で書きます。

もう一度書きます。

1ロットが資金に対してどのくらいのリスクを取るのか理解してトレードしましょう。

目先の短期的な取引に目が向くと大きなロットでトレードしてしまいがちです。

おまけ:とある実話=やっぱりFXが良いね

以前にある大手通販サイトに商談に行った時に、隣の商談スペースから聞こえた話です。

某メーカー営業:「弊社の新商品、○○ペンを何とか30万ケースお願いできないでしょうか?」「1本5円で卸します。」

大手通販サイトバイヤー「この商品だと1本3.5円なら良いですよ。」

某メーカー営業「なんとか1本5円で支払いサイトを伸ばす形でやってもらえませんか?」

大手通販サイトバイヤー「御社のような商品は他社製で掲載しているので、こちらの提示額を出せないなら今回は掲載しなくていいですよ。」

メーカー側としてはライバル企業が掲載しているので、同等品のシリーズ掲載をお願いしたい感じ。

大手通販サイトからすれば安く掲載品を増やしたいといった感じでした。

どちらの意向も交わらない平行線のような熱い商談中でした。

隣のブースにいた僕「1.5円の戦いかぁ。。ツライ」と他人事でした(笑)

こんな話は無数にあると思います。

そんな薄っぺらいパーテーションの商談スペースあるの?

あります(笑)

そこは置いといて、やはりFXは有利だなぁと思います。

この話も全てFXで置き換えられますね。

ペンの単価=pips

掲載誌、サイト数=レバレッジ

販売手数料=スプレッド

支払いサイト=スワップ金利

1ケース=1ロット

こんな感じでしょうか?

実際の商談はそれぞれ全てに交渉と会社の事情が関与します。

上の実話ではお互いの「利」の取り合いで話がつきません。

FXは様々な立場の思惑はあるにしても、資金の量や仕掛けるロットサイズ、手仕舞いに関して全て自分がコントロールできます。

よく言われる「コントロール出来ることに注力しろ」ってやつですね。

会社員時代に営業しながらFXを勉強してたので、商売の流れや感じ方が大きく変わったのを感じました。

頭に入って来るニュースの見方も変わりました。

稼ぐ事は最重要ですが、その側面として本業にプラスになる事も多いと思います。

とにかくFXを始めましょう!

まとめ

・基礎知識は知っておこう

・FXは実社会に通じている


ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。

FXって思っているよりも無機質でもなければ、難しい物でもありません。

もちろんギャンブルでもありません。

少しでも興味が持てるならできます!

とにかく始めてみて下さい。

何かが少しでも変わるはずです。