こんにちは!

YUMIAKIです。

今回は、「国内と海外証券会社の大きな3つの違い」について書きたいと思います。

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FXは海外口座が圧倒的におススメ

いつも考え方とかモチベ系な内容でしたが、ちょっとは知識的な内容になってきます(笑)

国内・海外証券会社のどちらにも一長一短があります。

何でもそうですが、そのまま良い悪いを受け入れてはいけません。

自分で調べて理解して、目的に合うのか考えながら選択するのが良いと思います。

それでは比較して行きましょう!

レバレッジ

このタイトルで語らなければならない3つある大きな違いの1つです。

国内証券会社:最大レバレッジ ~25倍(法人口座は含みません)
海外証券会社:最大レバレッジ ~3000倍

国内証券会社には金融庁のレバレッジ規制があり、現時点では最大レバレッジは25倍までとなっています。

海外証券会社は当然ですが、海外の金融ライセンスでの規制が適用される為、最大レバレッジにこれだけの差があります。

数字だけ見ると桁を間違えたかと思う程の違いですね。

金融庁については、最近あった仮想通貨取引所の事件などで、「金融庁登録が~」とか「金融庁の定めた~」とかニュースなどで聞いた事があるかもしれません。

近年では最大レバレッジを10~15倍に引き下げる方針が検討されています。

過去にも国内証券会社は最大レバレッジの縮小をしているので、将来的には下がる可能性が高いと思っています。

この点からも海外証券会社へ口座を持っておく事は必須だと思います。

投資家を保護する目的との事ですが、レバレッジの意味をわかっていると縮小する事が重要ではないと理解できると思います。

むしろ、参加者に対しても証券会社側にもデメリットが多いくらいです。

証券会社は取引のスプレットと言われる手数料収入を得て、利益を出しているのでレバレッジを引き下げると資金力が必要となり、参加も取引量も減ります。

事実、前回のレバレッジ変更で倒産した証券会社もあります。

例えば、資金が5千円だとします。

レバレッジが無ければ、5000円分しか取引が出来ません。

国内証券会社のレバレッジが25倍だと12万5千円分の取引が出来ます。

海外証券会社の最大レバレッジ888倍(XMの場合)だと444万円分の取引が出来ます。

「いや、差がありすぎて怖いわ!」ってなりますよね(笑)

確かに額が大きいですが、レバレッジは大きい方が低資金に対しては有利です。

なぜなら、資金に対して10%リスクを取る場合、5000円の10%は500円ですが、100万円の10%は10万円です。

同じ10%なのに、賭けられる金額が異なります。

リスクを抑えたまま、大きなリターンを得るには資金力の大きさは欠かせません。

この資金力を補ってくれるのがレバレッジです。

上の例えで考えると国内証券会社の12万5千円の10%は12,500円です。

海外証券会社の444万円の10%は44万4千円です。

どちらが資金を減らさずに利益を出しやすいかはあきらかですね。

こちらの記事でも書きました。
経済指標に潜む3つのリスク
https://www.life-support-traders.xyz/経済指標発表に潜む3つのリスク/

確かに最大レバレッジ=フルレバで取引するのは危ないです。

しかし、上にも書いたように資金力が大きければ有利なのがFXです。

自分のトレード方法が資金の何%まで損失を許容できるのかわかっていれば、レバレッジは強い味方となります。

資金管理については別で書きます。

なんでレバレッジなんてギャンブルみたいなものが存在するの?

と疑問を持つ方もいると思います。

簡単にいうと参加者を増やして、市場の流動性を上げる為ですね。

レバレッジ=危険

という考えは必ずしも正解ではない事を理解して欲しいと思います。

ロスカットシステムとゼロカットシステム

このタイトルで語らなければならない3つある大きな違いのもう1つです。

国内証券会社:ロスカットシステム(追証あり)
海外証券会社:ゼロカットシステム(追証なし)


FXでよくあるのが「7000万円の借金を抱えて自己破産」みたいなマイナスイメージです。

僕も最初は「FXは株と比べて無機質で、ギャンブル」だと思っていました。

株について調べると、1600年頃に世界で初めてイギリスの東インド会社という株式会社が設立され、日本でも株取引は1800年代からと何百年も経っています。

それに対して、FXは1980年頃から法改正を受けて、だんだんと現在のような形になりました。

取引における歴史の長さが全然違います。

上に書いた自己破産者が出るような時代はシステムが構築されていなかったとも言えます。

そもそも自制心の効かなくなった人がギャンブル的な取引をした事が原因でもあります。

最近でいう仮想通貨がイメージしやすいと思います。

こちらもこれから取引に対するルールがどんどん追加されて行くはずです。

ロスカットシステムについてです。

国内証券会社は規制により、各証券会社が決めた証拠金維持率を下回ると資金が残るように強制決済と言って、自動で注文(ロスカット)が入るようになっています。

追証とは資金に対するレバレッジ金額を越えた場合に、資金を追加で補填しなければいけない事です。

つまり、レバレッジは借金してトレードさせてもらっているようなものです。

現在では、余程大きな値動きを起こさない限りは追証まで行かないです。

システム上は口座に入金した額以上に資金が必要となる可能性があります。

これに対して、海外証券会社のゼロカットシステムです。

XMの場合は証拠金維持率20%を下回るとロスカットです。

維持率の違いだけでなく、仮に大きな値動きによる変動で資金余力以上の損失を出しても海外証券会社の場合は追証を支払わなくて大丈夫です。

なぜかというと、海外証券会社が負担してくれているからです。

これは、それだけ市場の参加者を有利にさせて、トレードして欲しいとも言えます。

証券会社はトレードしやすい環境を作る事が、手数料収入として利益を出す事につながるからです。

入出金と税金

このタイトルで語らなければならない3つある大きな違いの最後です。

国内証券会社:入出金時の手数料・無料(即時対応)
       税率:20%

海外証券会社:入金時の手数料・無料(即時対応)
       出金時の手数料・有料(出金方法による)
       税率:15%~50%


この点だけは国内証券会社に軍配が上がります。

入出金に対しては国内での資金送金なので、ネットバンキングなど使えば無料なのはわかりますね。

これに対して海外証券会社は海外送金になります。

入金時の手数料は海外証券会社が負担してくれています。

出金は自己負担です。

出金してから口座に入金される日数も銀行で3日程、クレジットカードは2週間~1ヶ月程かかります。

国内証券会社はほぼ即日です。

クレジットカードは返金処理になるので、時間がかかります。

「出金手数料も負担してよ」って思いますけど、ユーザー側の利益と資金の出金は証券会社側からすればマイナスなので、合理的な海外の考え方を感じる部分でもあります(笑)

当然、入金時ボーナスは出金できませんし、出金した分のボーナスも消失します。

入出金のトラブルは海外証券会社でよく出る話ですが、だいたいユーザー側の間違いが多いです。

なぜなら稼ぎたくてトレードする人の入金が出来ても出金が出来ないなんて事になれば一瞬で悪評が流れ、誰も使わなくなるからです。

よく調べないから最低出金額とか入金と出金の資金の経路は同じにしないといけない事、出金する口座名に自分の証券会社の口座番号を記入する部分が抜けていたりします。

ちなみに、クレジットカードやBitwalletなどは入金が早く、出金手数料も安いですが、出来る時期と出来ない時期があったり不安定です。
(クレジットカードは入金額までの出金しかできません。)

BitwalletはXMからの出金が無料で、国内の銀行への出金手数料が一律¥824です。

前はビットコインの入金ができましたが、今はできません。

結局は利益が入金額以上になると銀行間取引(手数料:\2,000~5,000/1回)が無難な選択になります。

銀行も時期によって一番安い手数料の銀行が採用されるので、都度変わります。

変更の多い部分ですが、やっぱり一番安定しているのは銀行間取引です。

海外証券口座における銀行手数料は必要経費として考えるしかありません。

出金はできるだけ資金を増やして、月に1回まとめて出金するくらいが良いと思います。

次に税金です。

国内証券会社では、 申告分離課税に当たる為、FXでどんなに利益を出しても20%しか税金がかかりません。

しかし、海外証券会社では稼いだ額によって税率が変わります。

これは同じFXの利益でも、使う証券会社が国内と海外で区分が変わるからです。

以下、海外証券会社に適用される総合課税の税率です。

利益 税率
195万円以下15%
195万円~330万円以下20%
330万円~695万円以下 30%
695万円~900万円以下33%
900万円〜1800万円以下43%
1800万円以上50%

海外証券会社では、稼げば稼ぐ程、多く税金を取られるということですね。

しかし、195万円以下の利益では国内証券会社は20%、海外証券会社は15% なので、大きな利益が出ていない内は海外証券会社の方が税率は有利といえます。

この点は副業として稼ぐ人に嬉しい部分です。

その他の違いは誤差の範囲

3つの違いだけでも文書にすると書き足りないくらいの内容です。

この他にも年間取引高、スプレット(手数料)の大きさ、約定力、アプリやツールの種類、信託保全の範囲、入金時のボーナスの大きさ、証券会社からのサポートなんかを上げている人もいますね。

これらは規制の範囲ではなく、どちらにも存在する為、その内容に差はありますが、大きな違いではないので割愛します。

専業トレーダーとして仕事にするならこだわる部分ですが、副業として月に数万円の利益を出そうとする人には大した差だと思っていません。

まとめ

・副業としてFXをするには海外証券会社が圧倒的におススメ。

・良い点、悪い点を理解して、目的に合うなら利用する。


ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。

国内と海外証券会社の違いを知って、そんなに大盤振る舞いすると会社が潰れるんじゃないかと疑りたくなると思います。

これらは全て、証券会社側で計算されています。

ゴールドラッシュの時にお金を稼いだのは誰でしょう?

ユーザーが大儲けするのは一握りだけです。

僕が提案しているのは副業としてのFXです。

月に数万円を稼ぐ事を目的とするなら、低資金で大きなリターンを得る可能性が高いのは断然、海外証券会社になります。

数ある海外証券会社の中でもおススメはXMです。

XMのメリット、デメリットや口座開設方法はこれから書いて行きます。

この記事の内容から、資金が少ない方でも増やせる可能性を感じて頂けたら嬉しいです。