こんにちは
YUMIAKIです。
今回は、「誰も知らない!カレンダーの重要性」について書きたいと思います。
カレンダーがあるのは日本だけじゃない
「カレンダーならスケジュール帳を毎日見てるよ」という方がほとんどだと思います。
何月何日何曜日、何時何分何秒は日本人の最大関心事項です。
「今日何曜日だっけ?」「今何時?」と1日の中で考えない日は無いくらいだと思います。
あまりにも気にしている人は、海外旅行へ行って、当たり前のように時間通り来ない電車とかスマホをいじっていて呼んでも全然来ない店員なんかを体験した方が良いですね(笑)
日本のカレンダーは見ていても世界のカレンダーを見ている人は少ないと思います。
地図も同様に、各国へ行けばその国が中心に来た世界地図があります。
当然と言えば当然なんですが、海外旅行へ行った時に、世界地図を見て気づきました。
それまで日本が中心にある世界地図しか見た事が無かったので、「どこの縮尺の地図なんだろう。日本どこ行った?」みたいに思ったくらいです。
これは視野の狭まった思い込みですね。
カレンダーも各国でもちろん違います。
祝日や祭日、その重要性も全く違います。
その上、国民的に意味のある行事なども関わってきます。
アメリカで言えば、アメリカンフットボールで全米No.1の祭典「スーパーボウル」です。
これは日本で言うとサッカーのワールドカップでお祭り騒ぎになっている状況の数倍という感じでしょうか。
国民全体が熱狂するので、為替や株式市場にも少なからず影響します。
クリスマスを控えた11月くらいからは流動性が落ちてきます。
この辺りの動きを見ると人間がトレードしているんだなぁと感じます。
他には、中国の春節やイスラム教のラマダーン期間など日本にいてもさほど重視されないですが、為替などの流動性に関しては影響のある期間があります。
これを知っているか知らないかで大きな差が生まれます。
なぜなら流動性が下がる為、値動きが悪くなるからです。
オーダーが少ないので、急騰急落など乱高下もしやすく、トレードの勝率が下がりやすいです。
いつも通りにトレードしていても、急な動きで損失を出す確率の上がる期間と言っても過言ではありません。
市場を動かしている中心は誰なのか考えなければ気づかない発想です。
経済指標だけでなく、国民的に意味のある日も把握しておきたい事です。
ニュースを追ってもわからない
カレンダーだけでなく、FXを始めると海外の地政学にも興味が出たり、調べるようになると思います。
しかし、個人的な解釈で方向感を考えてしまうので注意が必要です。
大学生の頃、友人と一緒に盆栽を海外へ輸出するビジネスをしていた事があります。
世界盆栽大会や「BONSAI」が世界共通語になるなど海外で人気が出始めているような時期でした。
当時はホームページビルダーを使って、英語の簡単な盆栽のページを作ったり、ネットサーフィンして欧州の○○3世みたいな人に直接メールしたりしていました。
その内、十数人と取引できるようになり、かなり稼げたので、「ビジネスは何て面白いんだ」と熱くなりました。
ただし、これは継続性が持てない事から約1年で終了しました。
なぜかと言うと、海外は日本よりも適当なので、輸出した商品が1~2ヶ月後に届くなんて事は当たり前でした。
届くならまだいいですが、届かない事もありました。
また、テロや自然災害があると国内もですが、海外からの配送物は混乱するので、とにかく安定感が無いので続けられませんでした。
仕入れ額も安く、利益率も顧客も良かったですが、売上を回収する部分に難ありでした。
当時の話ですが、感性と美観が海外と日本では全く異なります。
日本の盆栽は小さな鉢にどれだけ枝葉の分かれた形の良い木を造るかを重視します。
その為、背が伸びすぎた木は苗木の段階で二束三文で売られています。
しかし、海外はどれだけ大きな木かどうかを重視する為、日本で価値が無い物が海外では価値があるというギャップが生まれていました。
ある時、盆栽が届いたお金持ちのお客さんからメールが来ました。
そのメールにはお礼文と一緒に、盆栽と銅像と本人というよくわからないスリーショットが添付されていました。
そして、「It’s Cool」と書いてあり、ますます謎でした。
「長袖だし、こっちは寒いぜってことかな?」とか思っていたら、
友人が前後の文面から「これカッコいいだろ?ってことじゃね?」と言われました。
この感性と美観は理解できないと思いました。
ニュースや情報も調べて知った所で、海外の人が考える思考に結び付けなければ理解したことになりません。
ニュースを全く見ないという事ではないですが、数値や事実から推測するよりもチャートの動きから淡々と判断した方が余計な雑念がでないのでやりやすいと思います。
ニュアンスと文化の違い
同じ事象についても発想の仕方や文化を知らないと大きな資金を動かしている人達の意図はなかなかわかりません。
こちらの動画は言葉のニュアンスについて説明しています。
この先生の教え方ならもっと英語を勉強したいと思っていたはず(笑)
「世界一わかりやすい英単語の授業」という本も出されていますが、言葉の成り立ちを教えてくれるので本当に覚えやすくてわかりやすかったです。
この動画では「Will」について説明していますが、聞いたり、見た時にニュアンスまで理解するレベルになるには相当な時間を必要とします。
次に文化の違いについてです。
なんとかニュアンスを理解しても文化の違いは日本で生まれ育った人が理解するのは難しいと思います。
パッと出てきたニュースや情報がどれほどのインパクトなのか理解するのは至難の業だと思います。
FXを始める人はとにかくテクニカル分析を重視しながら、地政学にも目を向けて行く順番が良いと思います。
トレード回数は少ない方が良い
最近は要人発言がTwitterやyoutubeで原文のまま目にする機会が増えて来ました。
上にも書いたように、海外の人のニュアンスを理解するのは難しいです。
日本人同士でもニュアンスを伝えるのは難しい時があります。
要人の発言も急に今まで言ってきた内容と反対の発言があったりします。
発言ごとの真意や本質は誰にもわかりません。
しかし、影響力は絶大です。
「そんなのいつ起こるかわからないから~」となります。
これにはヒントがあり、それがカレンダーです。
FXを始めてみると気付きますが、大きな動きが出る日はあらかじめカレンダーに予定されている指標発表などから高い精度で予想できます。
だったらトレードしない方が良いんです。
「いや、トレードしないと稼げないでしょ」となりますね(笑)
例えば勝率が60%だとしたら、10回トレードしたら6回勝って、4回負けます。
じゃあ、5回トレードしたら、3回勝って、2回負けます。
もうわかりましたか?
トレード回数は少ない方が負ける回数を減らせます。
こちらの記事にも詳しく書きました。
経済指標発表に潜む3つのリスク
経済指標発表に潜む3つのリスク
毎日必ずトレードしなくても、確率が高いと判断出来た時だけトレードすれば良いんです。
まとめ
・海外のカレンダーも見よう。
・ニュースばかり追っても文化レベルから理解していないと本質はわからない。
・カレンダーを上手に利用して、見極めたトレード回数にした方が良い。
ここまで読んで頂きまして、ありがとうございます。
なんか調べる事多いなぁ~って思いますか?
何でもそうですが、簡単とはいっても「最低限のやる事をやっている」が大前提だと思います。
FXも正しいポイントを確認していれば簡単です。
抵抗感を持たず、前向きにチャレンジする気持ちを持ってもらえると嬉しいです。